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オーストラリアからヨーロッパへの1年オープンチケットを手にして帰国してから早9ヶ月。
誕生日を目前に何かを求めてフラリ一人旅。
イギリス→オランダ→ベルギー→ドイツ→イタリア→フランス
貧乏でも愛があるサ!

6/16 tue ロ ン ド ン 観 光

珍しく朝早く目がさめた。
シャワーを浴びて、いろいろ準備をしていたら、何度かノックの音が聞こえ、ガチャガチャいったと思うと、いきなりドアが開いた。
びっくりして「Excuse me!!」と力一杯叫ぶと、
「シャワールームを調べにきた、ノックしたけど答えがなかったから、」だと。
絶対怪しい〜!!と思うのは神経質だろうか。
朝7時にノックされても普通出なければいけないものなのか。
声もかけなかったではないか。
しかもここのホテルのドアにはドアチェーンもついてないんだから、そう易々と開けると危ない。
まあ、何もなかったがヨシとしよう。

気をとりなおして朝食。
しかし、昨日空港のインフォメーションで「朝食つけといたから」って言うから私はてっきり料金はもう含まれてるもんと思ったら、別料金だったよ。12ポンド。朝から3000円。
日本でもそんな朝ごはんなんて食べたことない。

今日はロンドン観光へとくり出した。
今日の宿泊先は未定な為、ずっとバックパックをしょって。
日本で重たいものは持たない私にとっては12キロのバッグは信じられない重さだった。
地図を片手にひたすら歩いた。歩いて歩いてまた歩いた。
途中、また10,000円程換金すると37.92ポンド。
手数料がかかる為、分けて変えるのもムダなのだが、私の中では5日で1万円のつもりで、ロンドンがここまで物価が高いとは知らなかったのだ。

途中、本屋に立ち寄りトーマスクックの時刻表/11.25ポンド(European Rail Timetable/Thomas Cook)とユースホステルの場所、連絡先一覧/6.99ポンド(Hostelling International europe/Hostelling International)を手に入れた。
ひとまずこの2册があれば安心だ。

地下鉄には最後だけ1度使った。
その地下鉄がまたまた歩く、歩く。
深く長く、プラットホームまでが遠い。
イギリス英語では地下鉄はUnderground。
Tubeという愛称で呼ばれている。
車両はかなり古く、背が低くて、鎌の形(上がまるい。)をしていた。最低料金は1.10ポンドだった。 意外と表示も分かりやすく比較的簡単に利用できた。

バッキンガム宮殿やウエストミンスター寺院、そしてビックベンに大英博物館。ロンドンはお約束観光コースを一通りすませた。大英博物館にまで荷物を持って入り、途中休みながら見学した。荷物さえなければもっとじっくり楽に見れたかと思うと悔やまれる。入り口に寄付金箱のようなモノがあったが、貧乏人は目をつぶり。。。

今日はどこに泊まろうか迷ったけど、予想以上のロンドンは物価が高さに、バーミンガム(Birmingham)に住んでいる友達の所に電話して「泊めてー」と頼んだ。
びっくりした様子だったが、とりあえずOK。
バーミンガムへは長距離バス(Coach/National Express社)で。電車よりも少し時間がかかるがコストが少し安い。ヴィクトリア駅側のヴィクトリア・コーチステーション(Victoria Coach Station)で購入。かなり混雑していた。

バーミンガムには、友達が迎えにきてくれていた。
もう日も落ち、普段はこの時間は一人じゃ歩かないのよーと言われた。
この友達とは、もともとオーストラリアのホームステイ先との家族ぐるみのつき合いの中、知り合った。もともとはオーストラリアへのイギリス移民なので、パスポートはなくして滞在できるそうだ。
駅でしばしお茶をした。彼女がコーヒーのミルク入りを注文し、「White」と言うと店員に冷たく聞き返された。
彼女は「オーストラリア訛りだからたまに通じないのよ。」と笑って言った。
夜もふけて彼女の住むティプトン(TIPTON)という街に帰り、無事に眠りにつくことができた。 

written by Rico
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