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オーストラリアからヨーロッパへの1年オープンチケットを手にして帰国してから早9ヶ月。
誕生日を目前に何かを求めてフラリ一人旅。
イギリス→オランダ→ベルギー→ドイツ→イタリア→フランス
貧乏でも愛があるサ!

6/15 mon は じ め の 一 歩

モーニングコールを頼んでいたにもかかわらず、朝のんびりしていたら、いつのまにやら時間が過ぎていた。
1200円のモーニングバイキング(料金込み)に後ろ髪を引かれながらホテルを去る。
空港で早速チェックインを済ませ、さてショッピングでも楽しもうかと思った矢先、

ぐるるるるる。

お腹がいきなり痛くなった。
始めは軽く考えていたのだが、だんだん本格的になり、顔は真っ青、次第に立っていられなくなった。
出発をやめようかと思った程で、結局2時間前のチェックインの半分以上苦しんでいたが、なんとか飛行機に乗りむことができた。

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JAL:関西国際空港→ロンドンヒースロー空港
飛行時間12時間  日本との時差 8時間
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なが〜い長い12時間の空の旅を経て、ようやくロンドンヒースロー空港 (LONDON HEATHROW AIRPORT)に到着。
どうやらお腹も大丈夫なよう。やっぱり小心者な私は緊張でもしたのだろうか。

空港ですぐに日本円をポンドに変えた。 \10,000のトラベラーズチェックがわずか36.53ポンド。1ポンド=約253円か。苦しい。
ヒースロー空港は犯罪が多発しとっても危険だ、 といろんな本に書いてあったのでちょっとドキドキしながらも、 右も左もわからない状態でキョロキョロしながらインフォメーションを探した。
初日くらい日本で予約してこようと思ってはいたが、 何しろぐうたらな私は手配が間に合わず。
空港の「EXPOTEL HOTEL RESERVATIONS(0181-759-2719)」 でホテルを紹介してもらい、ロンドン名物ダブルデッカーに乗りこんだ。
ロンドン市内まで6ポンドで所用時間は約1時間。…のはずだった。

突然路上でバスの故障。
そして運転手は「ノーアイディア!」と両手をあげた。
ノーアイディアって・・・・。どうにかしろよ!と心の声。
結局、ひたすら待ちぼうけで後ろから来たバスに無理矢理乗り込む事になった。 バスが止まったときに1番運転手に交渉したりと世話をやいた現地日本人らしき家族だけが、皮肉にもその場に取り残された。
バスも後10秒待ってあげれば乗れたのに。と思うが、ちょっとした感覚の違い。そのへんは冷たい。

バスを降りると雨が降り始めた。
びしょびしょになりながらホテルを探した。なにせ方向音痴。
同じようにでっかいバックパックを抱え、うろうろしている日本人カップルがいたので、声をかけてみると、同じバスにも乗っていたらしく、ホテルも偶然一緒だった。
結局、デパートのガードマンらしき人に道を訪ね、ようやく着いた。

Radisson Edwardian Hotels London。1泊65ポンド。ちょっと贅沢すぎ。 でも空の旅で疲れてるしね、と自分をあまやかす。

出会ったカップルと「これも何かの縁でしょう。」ということで、 夕ご飯を一緒に食べに行くことに。
といっても、お互いびんぼ〜旅。(って相手はどうなのかはわかんないけど) ファーストフードのお店へ。
バーガーキングもどきのお店。
ハンバーガーセットがなんと3.80ポンド。(1000円近い!)
物価が高い。 そしてあんまりおいしくなかった。

この出会った女性の名前は偶然にも同じ「れいこ」だった。

時差の関係で日本でいうと寝る時間にこちらでは昼間で、完徹状態で変なテンション。
目がちかちか。

さて、れいこの旅もいよいよ始まり。

written by Rico
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