基本情報

旅に必要な、基本的な情報を項目ごとに紹介。最低限の事なので、ぜひ一度読んでいただいて、復習してみましょう。

タビの準備

パスポート・ビザ

出入国

所持金・両替

交通手段

宿泊

食事

安全対策

 

旅に必要な基本的な情報を紹介。

 

世界各国のビザ情報を紹介。ビザの要不要、取得条件などを紹介。

 

世界各国の治安情報を紹介。出来るだけ現実的な情報を国ごとに具体的に提供。

 

日本の常識、世界の非常識な事って結構あるんです。そんな旅のマナーの中で、特に気を付ける事、ありがちな間違いなどを紹介。




  基 本 情 報
 

 
タ ビ の 準 備

 

海外旅行をするにあたって最低限必要なものは一体なんでしょう?

まず、パスポート。そして地域によっては当事国のビザ。そして当地への航空券。そして滞在費と旅行用の携行品、必要な方はガイドブックと言った所でしょうか。あまり難しく考えることはありません。パスポートとお金さえ持っていれば『タビ』は出来ます。

逆に言うと海外だと言ってそんなに構える事は無いのです。もし必要なものを忘れたりしても世界のどこに居ても、ほとんどのものは現地調達出来るでしょう。だから、旅の準備はあまり深く考えずに、気軽な気持ちで旅行の準備をしてほしいです。

 

 
パ ス ポ ー ト ・ ビ ザ

 

パスポートとは、いつ、どこに居ても、日本国民であることを証明し、日本政府から各国へ、所有者の安全な渡航を要請している国際的な身分証明書です。海外渡航時は、当然常時携帯が必要であり、紛失時は速やかな再発行手続きが必要です。

発行手続きは、各都道府県と、各国大使館、領事館などで行うことが出来ます。詳細はガイドブックなどで確認しましょう。

ビザについて、旅行などに関して各国に入国する前に各国の承諾が必要です。事前に各国大使館、領事館などへ申請をし、入国が認められたという証明になるものです。

ただし、日本政府と、各国政府との取り決めで、一定期間の観光目的の渡航に限り、ビザの免除規定のある国があります。最近ではかなりの国との間に成立しており、事前にビザをとらずに済むケースがほとんどです。ただし、各国によって免除期間が異なるので、必ずチェックしてください。

また、空路入国の際、各国の空港でビザの発給を受けられる場合もあります。事前にチェックしましょう。

   
出 入 国
 

日本と各国間の出入国の場合、ほとんどは空路での出国かと思われます。

ほとんどの国で入国税、出国税、空港使用料などが掛かるケースがあります。事前に調べた上でその分のお金を用意しておきましょう。

また、各国間の陸路での移動の場合、必ず外国人の通貨可能な国境を通過しましょう。通過したことを証明する出入国のスタンプが無い場合、入国拒否や、罰金などのトラブルがあります。但し、ヨーロッパなどではEU区域内において域内の自由通過が認められている為、ほとんど自由に移動できます。

また、ビザが必要な国で、ビザを国境で取得できる場所もあります。ガイドブックや現地で情報を仕入れよう。

 

 
所 持 金 ・ 両 替

 

旅行に必要な金額は滞在期間と訪れる国によってまったく変わってきます。現地の物価や移動する交通手段、ルートなどはある程度決めておいて、それに見合った金額を用意していきましょう。

最近では発展途上国も含め、ほとんどの国でカードを使うことが出来ます。現金での引き出しも出来るので、クレジットカードを用意していくのがオススメです。

それを踏まえると、トラベラーズチェックなどはあまり必要ではないかと思われます。ただ、念のため、日本円か、米ドル、現地通貨のTCを予備で持っていくこともオススメします。

また、世界のほとんどの国で米ドルの流通が浸透しています。場合によってはホテル代など、米ドルのみの支払いの場合などもかなりあります。よってちょっとした支払いの為に米ドルの小額紙幣、1ドル、5ドル、10ドルなどをある程度用意しておくとかなり便利です。レートに関しても米ドルは有利です。

 

 
交 通 手 段

 

長距離移動は飛行機。短距離はバス、列車が基本的な旅行の形態となります。

場所によっては航空券の非常に安いラインもあります。また、長距離でも夜行バスや寝台列車を利用して快適に移動できる場合もあります。夜行のバスや列車はホテル代を浮かしたり、効率よく回る為の有効な手段なのでうまく利用しましょう。

基本的には、アジア、ヨーロッパでは鉄道、その他の地域ではバスが、移動手段のメインとなっています。もちろん地域によって違ってきますので、ガイドブックや現地での情報収集を行って効率よく移動しましょう。

場合によっては、船なども有効な移動手段となります。また、観光目的のバスや列車もあります。景観を楽しみながら移動するのも楽しいですよ。

   
宿 泊
 

旅行者の多く訪れるところは、さまざまなグレードの宿泊施設があります。特にある程度のランクのホテルは日本からの予約も出来る場合があります。

ただし、基本的にはホテルは現地で直接探すと言うことを頭に入れてください。ほとんどの空港や都市にはホテルの案内所やインフォメーションがあり、ホテルの空室のチェックをすることが出来ます。日本からの手配は、ツアーや非常に短期の旅行以外ではまったく必要がありません。

また、いわゆる安宿に関しては、ガイドブックでの紹介でもあるように、ある一定の地域に集中していることが多いです。その場所に行って直接部屋とサービス、値段を確認し、気に入ったホテルを選ぶのも大切です。

ただ、ヨーロッパで宿代を安く抑えるにはユースホステルの利用が不可欠です。日本でYHカードを取得しておきましょう。ただし、カードが無くても泊まれる場合もあります。現地でチャレンジしてみるのもオススメです。

   
食 事
 

現地でその国の食生活を楽しむのは旅の醍醐味です。ぜひいろいろチャレンジしてほしいですが、食事が口に合わなかったり、体調を崩している場合もありますよね。ほとんどの国では、ファーストフードや日本食レストランなどもありますし、ホテルなどで相談して自分にあった食事を見つけるのも大切なことです。

ただ注意してほしいのが、まずどんな国でも生水を取らないことです。ほとんどの国では水道水は硬水といって飲む為の物ではありませんし、いろいろな雑菌が除去されていない場合もあります。現地の人も水は買って飲んでいます。もちろん安く買うことが出来るので買って持ち歩くようにしましょう。氷もほとんどが水道水から作っているので溶けたものを飲むのはやめましょう。

そして、サラダなどの火の通っていない生ものは、先進国以外では摂取を控えましょう。日本とまったく違う細菌や、病原菌が居ますのでちょっとした事で体調を崩したり、腹痛に襲われたりします。

といっても、やはり現地の食事はいろいろ試してみてください。屋台などでいろいろチャレンジするのも楽しいですし。

   
安 全 対 策
 

現在でも日本は非常に安全な国です。よってどうしても他の国と比べて、安全認識、安全に対する意識が低くなっています。そんな日本人を狙った盗難や詐欺など、軽犯罪が増えています。

今でも大きなカメラ、ビデオカメラを肩から下げ、身なりの良い服でガイドブックを見ながら町を歩く日本人旅行者って結構見かけます。場合によってはカメラ一台が現地の人の一年分の給料に匹敵するなんてこともあります。

よって過度におしゃれな服装は避け、カメラなどは必要なときだけバックから出し、ウエストポーチなどは避け、肩からしょえるバックなどで行動し、周りが混雑しているときはバックを体の前に持ってくるといった自衛行動を取る事が大事です。

犯罪者も狙いやすい人間を狙います。自衛をきちんとしていれば狙われる対象にならないでしょう。

詐欺に関しても同様です。向こうから話しかけてくる人は、旅行会社の人間だったり、詐欺を働こうとしたり、とにかく何か目的があって話しかけてくる人がほとんどです。もちろん話を聞いて仲良くなるのも悪くないですが、怪しいなと思ったらきっぱり断ると言ったことが大事です。そういった態度を取るのが苦手な人は話しかけてくる人には最初から関わらないことです。