日本人宿

世界各地にある日本人コミュニティ、旅人の出会いの場、日本人宿を紹介。但し、出来るだけ多くの地域を紹介する為、日本語情報ノートがある場合は紹介させていただきます。

日本人宿とは

日本人宿って皆さんは利用した事がありますか?。長期滞在者の溜まり場、閉鎖的なイメージもありますが、それは本人次第です。その地域の情報を得るには最適な宿だと思いますし、旅行者間のコミュニケーションを図るのも便利です。宿を選ぶ選択肢として便利な宿ですよ。
ここではそんな日本人宿の特徴、活用方法、注意点などを紹介します。

日本人宿とは

特徴

活用方法

注意点

その他

 

日本人バックパッカーの憩いの場、日本人宿の紹介です。その魅力と、注意点、利用方法などを紹介。

 
地域別

地域ごと、国ごとに世界各地にある日本人コミュニティ、旅人の出会いの場、日本人宿を紹介。



 








 

 
日 本 人 宿 と は

 

日本人宿とは宿泊客のほとんどを日本人が占め、長期滞在者などでその地域において日本人コミュニティの場となっているホテルを意味します。ただし、ここでは日本人旅行者の利用が多く、日本人の間で情報ノートなどの情報交換の出来るホテルも紹介させていただきます。

 

 
特 徴

 

まず、大きく分けて2種類の経営形態があります。まず1つ目は、日本人による経営のホテルです。もともと旅行者の方が多く、旅行者への気配りが行き届いていて、さらに綺麗なホテル、管理の整ったホテルが多いです。2つ目は、現地の方の経営のホテルです。かなりの親日家の方がほとんどで、日本人を数多く招くうちに、口コミで広がり、いつしか日本人がほとんどというホテルが多いです。ほとんどの方が日本語が話せたり、現地の方とコミュニケーションが取れるのが良いです。

どちらの形式でも、経営面で日本人のスタッフが居たり、長期滞在者同士での共同管理が行き届いていて、家庭的な雰囲気のところが多いです。

立地ですが、割と市内から離れていたり、場所が判りづらかったりするホテルが多いです。地域によっては治安面や物価の点でこういった場所にあることが多いようです。

ホテルの値段は安い所が多いです。かといって設備は値段以上のところがほとんどです。ただし、ホテルの決まりなどがあり、セルフサービスが多かったりします。

設備面はかなり充実しているところが多いです。バストイレは共同でも、クリーンで、バスタブがあったり、ホットシャワーは当たり前、エアコンの設置も比較的多いです。日本人に合った環境を整えているところが多いです。そして、ほとんどのホテルには日本語の蔵書がかなりあり、トランプ、将棋、マージャンなど日本の民宿並に娯楽設備があり、長期滞在してしまう理由がわかる気がします。最近では日本語インターネット設備があったりととても便利です。また、場合によっては日本食のサービスや日本食レストランを併設しているところもあります。

情報に関しても、長期滞在者や情報ノートからその国、その地域、その町、果ては世界中の詳しい情報、便利な情報が手に入る事が多いです。ついでにタビの友人が出来たり、良い思いでができる事でしょう。

現地のツアーなども比較的安く快適なツアーに参加できます。悪いツアーを紹介していたらあっという間にうわさが広がって、日本人が寄り付かなくなってしまいますしね。

 

 
活 用 方 法

 

日本人宿はなんと言っても情報を得るのに最適です。タビの最初に訪れるのはかなりオススメです。1,2泊して情報を集めてからタビのルートを決めるのも良いでしょう。ガイドブックでは古かったり、無い情報って結構あるんですよ。また、その地域の物価や相場も最初は判りづらいのでだまされない為にも日本人宿を利用するのはお勧めです。

タビの友人を作るのもオススメな場所です。泊まるだけで自然と友人が出来たりしますし、旅の目的やルートが一緒なら一緒にタビをしたりするのも便利ですよ。

現地ツアーやガイドなどを頼むのも便利です。ホテルから信頼のあるツアー会社、ガイドなどを紹介してくれる事がほとんどです。値段も手ごろで、信頼が出来ますよ。ガイドも日本語が出来たり、片言の会話が出来る人が多いですし、他の宿泊者を誘ってツアーに参加するのもピクニック気分で楽しいですよ。

   
注 意 点
 

良い点ばかり書きましたが、注意すべき点、悪い点なども書かせていただきます。

まず注意してほしいのが、日本人宿も外国だと言う事です。周りに日本人しか居ないからと言って、貴重品を出しっぱなしにしたり、荷物に鍵を掛けなかったり、基本的な事を忘れがちです。残念ながら、ちょっとしたものを盗む人や、さらに、同じ旅行者の物を盗む為に泊まっている者や、旅行業者とつるんで詐欺を働く日本人が少なからず居るのも事実です。セーフティボックスなどがあるホテルも多いので、携行品の管理は怠らないようにしましょう。

また、日本人宿と言う事で、日本人を目当てに集まってくる現地人も多いです、中には良い人も居ますが、日本人からぼったり、だましたりと言う人々が多いのも事実です。ホテルの前にたまっているタクシーなどは利用しないほうが良いでしょう。ガイドなどもホテルで頼んだほうが確実ですよ。あるホテルで、日本人を目的にした泥棒や、強盗事件が多発してつぶれてしまったなんてこともあります。治安の悪いところでは少しお金を出してより安全なホテルに泊まるのも選択の一つです。

悪い点としては、日本人宿というのは独特なコミュニティになっている場合があります。暗黙の了解として、長期滞在者は優遇される面が多く、初めて宿を訪れた方には入りにくい雰囲気があるのも事実です。また、その雰囲気になじめない方や、もっと他人を気にせずにゆっくりすごしたい方にはオススメできません。

また、日本人経営者の場合、経営が趣味的な要素が強かったりします。変わった方もいるのは事実で、そういった独特な雰囲気を作り出している要素のひとつになっている場合があります。ホテルと言うよりはその人の家にホームステイしていると言った感覚だと思ったほうが良いでしょう。

あと、人気のある日本人宿は満室だったりします。念のため泊まれない場合のホテルの候補は探しておきましょう。

 

 
そ の 他

 

多くのホテルでは、共同のラウンジや、広場があり、宿泊者以外にも解放しています。よって泊まらなくても情報収集、交換が出来る場合が多いので、うまく利用しましょう。