アフリカ

アフリカ全般

 エジプト

 モロッコ

 南アフリカ

 

世界中の国で起こりうる比較的ポピュラーなトラブル事例を紹介。

 
地域別

地域ごと、国ごとに特徴のあるトラブル事例を紹介。

 

旅行中にかかり易い病気や怪我の症状や対策、気を付けてほしい事などを紹介。

 

 

 

アフリカでは一部の国を除いて、スリや詐欺の被害は余りありません、治安も皆さんが考えているより良いです。ただ、強盗など凶悪犯罪の割合が多いです。ただし、当たり前の事ですが、危ないところへ行かなければあまり気にする必要は無いです。

全体として、国単位で見ると、治安の良い地域と、悪い地域が分かれている事が多いです。どの国も不安定要素を抱えています。予備知識として事前に調べる事をオススメします。

体調面では気をつける必要があります。一部で予防接種の必要な地域もありますし、日射病なども十分注意が必要です。

スリ、詐欺などの軽犯罪に注意を要する国
エジプト、チュニジア、モロッコ、ケニア、タンザニア、南アフリカ

体調管理に気をつけてほしい国
アフリカ全域

治安に注意が必要な国
アフリカ全域

上にも記しましたが、観光地は治安は確保されています。全体的に治安は良いです。ただ、国の一部に紛争地域があったり、紛争当事国と国境を接している、ゲリラ組織の活動が活発などの理由で何らかの注意が必要な国がほとんどです。

渡航に適した国
エジプト、カナリア諸島、チュニジア、モロッコ、ウガンダ、ケニア、コモロ、セイシェル、タンザニア、ジンバブエ、スワジランド、ナミビア、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、南アフリカ、モーリシャス、モザンビーク、レソト

  EGYPT
   
ガ バ メ ン ト ス タ ッ フ
 

アブシンベル神殿空路カイロへ到着すると、胸にガバメントスタッフと書かれたネームプレートをした人に呼び止められる。一見空港係員のようだが、この人たちには要注意、なんと旅行会社の人なのだ。

このガバメントスタッフは、入国ゲートの外、何と中にもいて、空港でのビザの取りかたや、両替方法、市内へのアクセスの仕方など、聞いてもいないのに親切に教えてくれる。ただし、相手は旅行会社の社員。市内に行くのはタクシーが良いとして、自分のオフィスに連れ込み、最後には自分達に有利な事を言い、場合によっては非常に高価なツアーやホテル、時には、ホテルの相場やツアーに参加しないと入国が認められないなど、うそをついて支払いさせようとします。

ガバメントスタッフという名称にはまったく意味がありません。当然政府とは何のかかわりもありません。よって仮にだまされたとしても文句のつけようが無いというのが実情です。

ほとんどの個人旅行者にはこういったツアーなどには興味が無いはずです。きちんと断るなり、無視するのが良いです。

あと、場合によってはカイロに深夜到着する便もあるでしょう。深夜はバスが無いので、タクシーを利用する事もあるでしょう。この際、利用するホテルを決めておいて、そこに行くようにしましょう。タクシーはバックマージンを貰う為、高めのホテルに案内しようとします。たいていのホテルは深夜でも受付はしてますので、だまされず、きちんと目的地をいいましょう。

   
ら く だ の 客 引 き
 

ギザのピラミッドはエジプト観光のハイライトです。そこには様々な国の観光客が大挙して訪れます。また、それを狙った客引きなどがたくさんいます。もちろん良心的な人はいますが、トラブルも絶えません。とくにトラブルが多いのがらくだの料金に関するものです。日本人の場合、コミュニケーションが難しいのを利用して、利用した後から最初の2,3倍の料金を要求してくる事などがあります。そんな中、特に悪質な詐欺について紹介します。

個人旅行者はカイロ市内からバスを利用する事が多いと思います。そのバスの中から勧誘するというものです。バスに乗っていると気さくに話し掛けてくる青年がいます。世間話をしていると、家に遊びにこないかと誘われます。ここで付いて行くと、家でもてなされます。ここまでは良いのですが、最後には、ピラミッドにはらくだに乗っていくのが良いという話になります。例えば、らくだに乗って行けば、入場料がいらないとか、知り合いの人を紹介するので、現地より安いよなど。結論から言うと入場料は必要です。現地の方が間違いなく安いです。相場が判らないので、相手の言うように相場の何倍も払うといったケースが多いです。

ほとんどは、こういったことを生業にしている人たちで、目的は、らくだに乗せることです。らくだ引きのブローカーも多いです。きちんと断りましょう。らくだに乗りたいのなら、ピラミッドに行けばたくさんらくだ引きがいますし、相場で利用できます。エジプトは、本当に商売目的で話し掛けてくる人が多いです。きっぱりと断りましょう。

 
  MOROCCO
   
ア シ ラ の 偽 ガ イ ド
 

タンジェからモロッコ国内へ列車で移動中に、話しかけてくる人が居ます。特定の人間ではないのですが、とにかく嘘をついて、途中の町、アシラで一度列車を降りることを勧めてくるというものです。

手口としては、アシラで降りた場合、ガイドに急変すると言うものです。強引にガイドや買い物を薦められ、タクシーなどで連れまわされ、高額なガイド料と買い物を押し付けられると言うものです。

対策としては、とにかくアシラでは降りないことです。非常にしつこいので、強い態度に出るか、車掌を呼ぶか、さっき警官に降りるなと言われたなどと言えばあきらめるでしょう。ここで降りてしまったら、その先の様々な勧誘は避けられないでしょう。とにかくきっぱり断ることです。

 
  SOUTH AFRICA
   
ヒ ッ チ ハ イ ク で の ト ラ ブ ル
 

交通機関の少ないところや、幹線道路なら交通費を節約のためにヒッチハイクをする旅行者がいるかも知れません。ただ、そういった旅行者を狙った犯罪が起こっていることを頭に入れてください。

ヒッチハイクで乗せてもらった大型トラック。ドライバーの二人は、途中でなんと食事をおごってくれると言う。国道沿いのレストランへ寄り、荷物は置いてゆけと言うので、荷物をトラックに置いたまま、食事をおごってもらう。

そして、ここから道が分かれるからここまでだと言って、トラックから荷物をもらい別れた。そして気付くとカバンにナイフで切られていて、カメラと現金が抜き取られていた。

基本的にはヒッチハイクはオススメできません。できるだけお金を使っての移動が望ましいです。あと、どんな状態でも貴重品は肌身離さず持っておいたほうが良いです。