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【Misao's First India Report(34)】
=Let's go to the night town=


DATE:2001.08.14 Hyderabad
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム)


「朝10時に簡単なミーティングをして、そのあとはラム達と昼食を食べてみんなで映画でも見に行きましょう。」
朝、車の中でたてた予定では、私はとっくの昔に映画館でインディアムービーを楽しんでいるはずだった。が、午後7時になってもまだミーティングは終わらない。
インド人たちの多くはその日の業務を終えて私達を待っている。唯一相棒と新しいプロジェクトに参加するスタッフだけが質疑応答を繰り返す。
結局終わったのは午後8時前。
相棒のケツをたたいて帰り支度をさせ、私達は待ち構えていたインド人スタッフ達と車に乗り込んだ。
車は日本でいう小さめのフォードアタイプ、もちろん若くてハンサムな運転手さんつき。定員は5人、だが、どう考えても4人が精一杯。なぜなら、待っているのは私を除いて皆大きな男性ばかりだから。

「ほら乗って」
インド人ラムに促され一番最初にバックシートに乗り込む。そして相棒そしてラム。あとは助手席しか空いていない、当然そこには一番大きな男性スタッフが乗り込んだ、しかし!

「俺も俺も!」

なんとその横にまるで普通のことのように、もう一人の大きな男性スタッフも乗り込んだ。
いったい彼らはどういう状態で助手席に二人で座っているのか。暗がりの中、バックシートからは見ることすらできず、もしかしてひざの上かなあ、などと、いやらしげな想像をする私の周りでスタッフ達の雄たけびと共に、車は夜の街へ繰り出した。

written by Lucy Misao
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